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私のこの街との付き合いは1997年から、勤め人だった当時、新橋支店へ転勤となり、それ以来新橋とずっと関わって生きています。
新橋と言う街自体大きな変化はありません。汐留が再開発されましたが、西側方面はＳＬ広場前が小ぎれいになった程度。
その中でも烏森口方面は緩やかに時間が流れています。
正確に言うと東京都港区新橋３丁目の一角で、雑居ビルに埋もれがちな「烏森神社」周辺を指すタイトなエリアです。
新橋に勤めている人でも烏森神社の存在すら知らない人は大勢います。
20年前とほとんど変わらず古い雑居ビルが肩を寄せ合う街、ニュー新橋ビルの地下ランチは今も昔も焼き魚定食。
懐かしい匂いのするサラリーマンの憩いの街、それが新橋烏森口です。
20年前の烏森口と言えばおじさん好みの飲食店の狭間に点在するピンクサロン、ファッションヘルスも何軒かありました。
そして、新橋4丁目方面に向かうエリアにひっそりと存在するラブホテル。おじさんは若いＯＬとの不倫を夢見ます。あるいは飲んだ勢いでシケこんだり・・・
レンタルルームは無かったように思います。
当時の新橋ピンサロは照明がとにかく暗かった。おじさん相手だけに妙齢の女性が多かった気がします。
ピンサロは今でも点在します。しかし21世紀はホテルヘルス、デリバリーヘルス、需要によりレンタルルームが増えました。
新橋西側は全般に古いビルが多いため、賃料利回りの取れるレンタルルームやデリヘル事務所への賃貸へと向かった事情は否めません。
需要と供給がうまくマッチし、小さな風俗タウンが形成されていきました。
投稿者 新橋の虎
