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新規開業希望の方で「メンズエステ」と「風俗エステ」の違いが分からないと言う質問がたまにあります。
過去の記事でも書きましたが、簡単におさらいします。
「メンズエステ」は非風俗で基本店舗型、「風俗エステ」は無店舗型性風俗です。
簡単に言うと合法的に「ヌキありエステ」をしたかったら、派遣型でやるしかないと言うことです。
「メンズエステ」とは主に固定型店舗で女性セラピストが男性客にマッサージを施す非風俗営業です。
許可、届出はありませんので、すぐに開業できます。
当然「ヌキ」を行うと風営法違反となります。
現在東京圏で、店舗型風俗店の新規開業が可能なのは、吉原、千葉栄町、西川口、大宮の概ね半径数百メートルの地域のみです。
いわゆるソープ街の一部地域と言うことになります。
ただし既得営業権は保護されています。
ですから、どうしても固定型店舗で「ヌキありエステ」をやりたいと思ったら、ファッションヘルス法人を買収する以外は手だてが無いということです。
「風俗エステ」はデリヘルの一種です。手コキにせよ性風俗サービス付きの業態ですから、当然、公安委員会のお墨付きが必要です。
よって無店舗性風俗特殊営業の届出により派遣形式のみで、ヌキありエステの開業が可能です。
この2つの形態を両立させているオーナーさんもいらっしゃいますが、メンズエステはあくまで、店舗型非風俗として、風俗エステは風営法許可物件を別途借りて無店舗性風俗特殊営業の届出をした上で営業されています。
