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分かりやすく80年代と書きましたが、実際は70年代後半から90年代前半の流行や現象が揺り戻していると言うことです。
日本で言うとバブル期前後に該当します。
風俗営業で言うと、ソープランドやファッションヘルス、キャバクラの店舗数が最も多かった時代です。
ここでは回帰現象について語りたいと思いますし、レトロブームはまた違う現象と捉えています。
つまりLPレコードやカセットテープが静かに流行っている現象などはレトロブームです。
(余談ですが、VHSがついに終焉を迎えますね)
この時代の文化的な現象と言えば、ライブハウスや小劇場などの隆盛です。
私も足繁く通っていました。
そして今、コロナ緩和も手伝って、ライブハウスや劇場のOPENが続いています。
しかし、規模感は全く違います。数十~数百規模だったものが、今では千人規模です。
似たようなムーブメントが起きていると捉えてください。
また、バブル世代待望の80年代風スーツがヨーロッパの有名ブランドから数々リリースされ始めています。
しかし、残念ながらパワーショルダー(2センチ格の肩パッド入り)ではありませんし、ブカブカではないです。
ダブルのジャケットではありますが、少しコンパクトです。
パンツはタッグワイドで、これはバブル期に近いものですが、テーパードはあまりかかっていないバギータイプです。
要は最新トレンドのAシルエットでこちらも似て非なるものです。
80年代風俗営業はあくまでハコモノです。
キャバクラなどの社交飲食店は別として、ソープランドやファッションヘルスは新規開業エリアが極めて限られるので、当然違うムーブメントでなければなりません。
現風営法法下において、ハコモノ性風俗店がドンドン減少し、デリヘルが性風俗店の中心となりました。
これと言った設備投資が要らないので、参入障壁はかなり低くなっています。
デリヘルはコロナ禍において大打撃を受けましたが、2年前のコロナ緩和以降、緩やかに右肩上がりです。
また、インバウンドを受け入れたお店ではかなりの活況を呈しているようです。
店舗型性風俗店から「無店舗型性風俗店」に主流が変わり、大きな波を作れるでしょうか?
これは色々な所で言って随分叩かれているのですが、媒体さんの取り組み姿勢がかなり影響すると思います。
大きな波を作るための主要媒体さんのアップデートされた取り組みを切に期待します!
先日、某有名一般雑誌の取材を受けました。
記事が出たら、また紹介させていただきますので、お読みいただければ幸いです。