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1年ほど前に詐欺的クレーム裁判に巻き込まれた記事を書きました。
しかし、コロナ禍で民事裁判はしばらく休廷となりました。
自粛期間明け、緊急性を要す刑事裁判は再開されたものの、民事裁判は3カ月ほど閉じられていました。
緊急性のない民事裁判はさらに間が空き、該当事件は半年ほど休廷となっていました。
そんなわけで中半年で裁判が再開されました。
しかし、弁護士Gのやる気の無さは相変わらず、元々勝訴の可能性のない裁判とは言え、社会人として正確な書類の提出ぐらい、して欲しいものです。
それは追加で出された証拠書類を巡るものです。
新たな証拠として当方と訴外関係者の会話・音声データ及びそれを文字に起こした書面が提出されました。
それは原告との会話ではなく、あくまで関係者とのものです。
取るに足らない内容ではあるのですが、重箱の隅を楊枝でほじくるような指摘を一応してきました。
まあ、それは良いとして問題は提出の手法です。
原告と音声データの声の主の関係性を何ら示さず、声の主には聞き覚えのない通称名?が苗字だけ記されています。
空いた口がふさがりません。思わず、
「私は誰と会話したんでしょうか?正体不明の方との会話ですか?その方の氏名を記してください」
どうやら本人確認さえしていない人間の会話データを証拠でございますと提出してしまったようです。
裁判長にも聞きました。
私「誰と誰との会話か分からないものが証拠になるのですか?}
裁判長「次回期日までに原告代理人は確認のうえ、陳述書を提出してください」
弁護士「ちょっと次回期日まで陳述書提出が間に合うか分からないのですが」
はぁ、自分がいい加減なものを提出しておきながら、何たる言いぐさなんでしょう!
これでまた終結が遅れるではないか・・・・・
ホントいい迷惑です。
なんか依頼人が可哀想に思えます。
法科大学院設立により、レベルの低い、意識の低い弁護士が粗製乱造されてしまったのでしょうか?
皆様も普通に暮らしていても、民事で弁護士のお世話になる機会が出てくるかもしれません。
きちんと仕事をしてくれる弁護士でないと、事をこじらせます。
弁護士選びは慎重にしないといけないんだろうとつくづく思います。