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摩訶不思議な特殊法人

NHK(日本放送協会)は特殊法人として公共放送を提供する、この定義に問題はありません。
しかし事実上国営放送として存在しています。
問題は摩訶不思議な運営方式です。
月数千円の受信料を国民から徴収して運営する放送局など世界でも稀有な存在です。

国営放送であれば、全額国費で賄うべきだし、あるいは公告収入で運営するべきなのです!
もちろん世界を見渡せば受信料を徴求している国もありますが、せいぜい月額数百円で水道料金などと一緒に集金されるシステムです。
足りない分は公告収入や税金で賄われます。
世界では国営放送がコマーシャルを流してはいけないという発想はないのです。

数多くの国営、公営事業が民営化されてきました。
国鉄、電電公社、専売公社、郵便局など、しかしNHK民営化が世間の話題に上ったことはありません。

民営化に向かない水道事業は別として他の公共事業でも競争原理は働いています。
私鉄も公営地下鉄も同じ土俵にいます。乗客から運賃を徴収して成り立っています。

受信料は一生払いません。

私はTVっ子なのでWOWOWやスカパーと15年ぐらい契約しています。
スカパーは多くのコンテンツをネットTVに持っていかれ、そろそろ解約しようかなと頭をよぎりますが、WOWOWは今も魅力的コンテンツを放送し続けているので、喜んで受信料を払います。

ある人が言いました。「NHKがCM流したらただの民放じゃあないのか?」
いいえ、公共放送としての役目を果たしながら存在する方法はあります。
CMはなるべく本編の前後に流し、民放のようにぶつ切りにしない、民放にはない社会的な意義のある番組を制作することによって公共放送として維持できるのではないでしょうか?

そもそも日本の民放は放送をブツ切りし過ぎです。だから私は有料BS、CSを中心に視聴します。
NHKはただ一つの全国放送です。スポンサー獲得に苦労はしないはずです。
民放は大反対すると思いますが、NHKは広告収入を中心として運営すべきです。
と言うわけで、私は一生NHK受信料を支払いません!

NHKは訪問員を増強し、受信料の取り立て強化を図っています。
また総務省分科会で未払い者に罰則を課す放送法改正案を1月の通常国会に提出しようとしています。

かなり気になったので、あえて「やわらぎ倶楽部」と無関係の記事を書きました。

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