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風俗店売買の市場が現在どのように構成されているのか、「やわらぎ俱楽部」も9年になり、その間に市場も変わってきましたので、一度状況を整理したいと思います。
当社は現在関東地区案件のみの取り扱いとなっておりますので、関東に限定された話として、お読みください。
風俗店売買を取り扱う会社は当社以前にも5社ぐらいありましたし、当社以後にも10社以上参入し5社程度は残っているようです。
ただし、当社もそうですが、ほとんどが兼業です。
当社で取引される売主買主は他社ともやり取りがある方が8割以上です、その方々のお話をまとめて考察を加えたのが今回の記事です。
メンズエステについては価格が低くなりがちなので、多額の手数料が取れない。
あるいは風営法の裏付けがないため、取り扱い対象外になっている先もあるため、違う市場が形成されています、ですから別段で説明します。
よく聞く話が当社以外の何件かに問い合わせをしたが、全く同じ案件を紹介されたという事例です。
もちろん不動産の一般媒介のように重ねて依頼するケースはあります。
しかし、どうやら業界内で情報が共有されているようで、他社物の紹介がかなりあるようです。
当社にも提携打診が来たこともありますが、丁重にお断りしました。
手数料が違いすぎるのです。
価格帯や取り扱い先により違いますが、他社の仲介手数料は当社の2~5倍です。
また後段で述べますが、あくまで自社物、自社客で適正な手数料での取引を志しています。
ですから業界的には「やわらぎ俱楽部」かそれ以外かと言っても過言ではありません。
皆さんも不動産物件を探すときにあちこちで同じ物件を紹介された経験をお持ちでしょう。
多くの不動産業者は適当な自社物がなければレインズで一生懸命、他社物件を探して紹介するからです。
私も不動産業界出身ですが、あくまでも自社物派です。
自社受託物件もしくは売主(貸主)物件しか私は扱いません。
良い悪いではありませんが、私自身はレインズで一生懸命、他社物を探して客付けするよりも自社での物上げに注力しておりました。
そういった出自もあり、「やわらぎ俱楽部」は自社物、自社客付けという方針です。
他社とは絡まない「ぼっち経営」です。
また自社(グループ)でも店舗運営に関わるため、自ら買主売主となることがあります。
仲介だけの不動産屋もいれば自社分譲や自社物賃貸も併せて行う不動産屋もいます。
風俗店売買においても当社は完全に後者です。しかし、他社は完全に前者のようです。
こちらは先に述べた理由で、各社あまり前向きではありません。
エステ周辺業者がこじんまりと運営しているのが実情です。
情報の共有化もあまりされていないので、買い手にとって探すのは容易ではないかもしれません。
手数料は当社と同等のところもあります。
そもそも価格があまりつかないですし、ちょっとした風俗店を買ったら100万200万円の仲介手数料を請求されるなんてことはエステでは少ないと思います。