この記事は約 4 分で読めます。
デリヘルに限らず、新規開業自体、失敗する確率の方が高いのが世の定めです。
しかし、現実にうまく軌道に乗っている店もあるわけです。
どんな繁盛店でも始まりはあるわけですから。
デリヘルを新規開業したものの女の子が集まらない。お客様が集まらない。予想以上に費用がかかるなど数カ月で暗礁に乗り上げているお店は多数あります。
うまくいかない店には共通点があります。
以下、反面教師としてお読みください。
➀開業資金不足
手元資金数百万円で始めてしまう方も多いのですが、以前開業費用はいくら必要かと言う記事で600万円と算出しました。
あと少しで軌道に乗るのにという段階で廃業せざるを得ない方も大勢います。
もちろん少ない開業資金で成功する人もいます。
しかし、自己所有物件で開業する、キャストが初めから揃っている、独自の顧客ルートを持っている、極めて秀逸なアイデアを持っているいずれかの条件を備えている方に限られます。
➁すべてを無難に行う
開業者には大手チェーンや繁盛店の真似をして、それと同じように無難にまとめようとする傾向があります。
コンセプトは無難に、ホームページもそれなりに綺麗に、広告もメジャー媒体に一通り出稿する。
お金と時間に余裕がある方はそれでも良いキャストが集まれば口コミを徐々に広め、繁盛させることは可能です。
しかし、この手法ですと1年計画ですので、それまで資金が持ちません。
無難にやって繁盛している店は歴史の積み上げがあって運営できているのです。
王道、主流路線を行っても新規店はなかなか目に止めてもらえません。
メシャー風俗サイトに出稿しても、そのサイト内アクセスには大きな開きがあります。
同じコースで掲載しているのに見られている店とそうでない店のアクセス数は5~10倍の開きがあります。
➂写真が手抜き、撮影、加工が下手
デリヘルはなんせ無店舗ですから、女性写真の出来が店の隆盛を左右します。
写真を含めたプロフィール作成が店の命運の60~70パーセントを握っているでしょう。
体験入店時、取り急ぎ取った写真1枚、もっとひどい店になると女の子からもらった写メ1枚だったりします。
体験入店で辞めてしまった子なら仕方ありませんが、きちんと継続出勤している子の写真をいつまで経っても差し替えない。
怠慢でしかありません。スタジオ撮影でなくても良いですが、一定の写真を3~4枚ワンセットで掲載したいものです。
新店の場合SEO対策上も写真は重要です。写真が多ければ回遊率やPVが上昇します。
あと写真加工ソフトが使いこなせていないのも問題です。暗い、ボケてる、構図がよくないなど撮影時に気を配っていない例も散見されます。
そして写真に統一感がない、このような店は信頼性も薄く、電話をかける動機につながりません。
➃マメさが足りない
自動更新ソフトを導入して、それで更新した気になっている方は大勢います。
そんなの更新と呼びません。同じ内容のものがぐるぐる回っているだけです。
女の子のプロフィールにしても更新ソフトは最大公約数ですので、サイトごとに手動で追加入力するなど努力が必要です。
サイトによりサムネイルが正方形のものがありますが、更新ソフトに頼ると3:4の写真が端が白くなった状態で載ります。
➄割引きに頼る
内容が伴なわないと割引をしても無駄です。既存の激安店はいくらでもありますし、そもそも定価が高いだけの場合もあります。
もちろん、割引コンテンツをメインにしたサイトもありますので一定の割引は必要ですが。
⑥誰でも入店させる
激安店であれば別ですが、それなりの価格帯の店で首をかしげながらも面接に来た子を全員採用してしまう。
キャスト数を増やしたい気持ちは分かりますが、価格帯に見合わない、コンセプトからずれている子ばかり採用していると自分で自分の首を絞めるだけです。
⑦特徴が無い
➁と重複しますが、新店でコンセプトやキャンペーンにこれと言った特徴が無い店はなかなか見向きされません。
⑧SEO対策をしていない
ホームページ業者はクライアントの指示に基づき、デザイン、レイアウトを行いますが、基本的にSEO設定のない状態での納品となります。
テンプレートの場合、自分で入力するのが通例です。
納品時のまま、キーワードさえ満足に入力していない店もあります。認証ページのPR文がない店もあります。
広告費用が高いと言っている方に限って検索による顧客流入を怠っているのです。