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コロナ禍から立ち直りがまだまだという性風俗業界にとって、各媒体の値上げが経営を直撃しています。
今回は特定の媒体に意見するという記事ではありません。
風俗広告業界全体の問題です。
目に見える値上げに加え、スタッフ求人のセット販売など、どんどん広告費が上昇しています。
個人店の場合、内勤スタッフを常時募集していません!無駄な経費がかかるうえ、反響が来たら対応しなければならないので、無駄な仕事が増えます。
もはや媒体側は個人店を育てるということを考えないようです。パイが限られているので、チェーン店など取れる所から取ろうと言う発想です。
この発想で駄目になった業界、会社は数知れません。
目先の利益だけを追求する業界に危惧を覚えます!
しかも主要広告媒体の閲覧数は低下傾向にあるのに反比例して広告料金が上がっています。
昨今の物価高に便乗する形での値上げと思えますが、原材料の値上げ、円安の影響をもろに受ける産業ではありません!
人件費以外は特に値上げ要因はないはずです。
風俗店の値上げが難しいことは媒体側も知っているはずですが・・・
庶民の見方であり、低価格で及第点の品質が売りのファストフードやファッションが値上げで非難を浴び、客数も減少をたどっています。
確実に原価が上がっている業界ですら、こうなのです。
諸外国の外食価格に比べれば日本はあまりに安い、服の値段もそうです。
それでも大きな非難を浴びるのが一般的な業界なのです。
「一蘭ラーメン」のようにインバウンドに振り切っている店は好調だと思いますが、円安による特需がいつまでも続くわけではありません。
歌舞伎町の「ココ壱番屋」では日本語で話している人がほぼいません。
前回語った「ブサカワ」ならぬ「マズウマ」の代表格ココイチが今の価格だと日本人は確実に離れるのではと懸念されます。
知らぬ間にコロナ前の1.5倍に値上っている「天下一品」も掲示板の格好のネタとなっています。
「豚骨大嫌い」な私にとって「鶏ガラベース」の同店は貴重な存在なのですが、そう言えば最近行っていません。
プチプラの横綱「ユニクロ」も前に書いたように客数が減少しています。
付加価値を付けるため、コラボ商品を乱発しているのですが、「本家に謝れ」レベルの品質です。
本家ブランドの1割程度の価格で文句言うなということなんでしょうが、通常ラインに比べても大量に売れ残っているのも事実です。
ディティールを簡略化し、素材は完全にユニクロという商品ですから、やむをえません。
ZARAのように5万円以上するコラボ商品(それでも本家の半分以下で遙かに安いんで私は買っています)を出すわけにはいきません、ユニクロですから。
このように原価が明らかに上昇している飲食やアパレルでも値上げに非難を浴び、客足が落ちているのに、風俗媒体はこれで良いのか?
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