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1カ月以上前になりますが、あの有名出会い喫茶「モモカフェ」新宿一番街店が摘発されました。
前々からモモカフェはいつか摘発されるだろうと思っていましたので、案の定と言う感はあります。
摘発の理由がちょっと変わっています。
やらせが問題で摘発されました!
モモカフェはいくつかの形態があり、摘発店は個室型で女性が在室の男性を訪問する形です。
女性は店に雇用され、酒類の提供もしつつ、女性が接待する営業形態となっていました。
これでは見知らぬ一般客が出会う「出会い喫茶」の業態ではなく、社交営業です。
要は営業実態が風営法の届出と違うと言うことで摘発されたのです。
モモカフェには逆ナン店や上野熟女店などもありましたが、同店摘発後、これらの店は自主的に廃業となりました。
実はこれらの店も仕込み風俗がかねてより噂されていました。
現在は通常ミラー店の新宿本店と池袋店のみが営業を継続しています。
明らかに仕込みではない本来の「出会い喫茶」2店舗だけが残りました。
21世紀初頭、流行していた乱交パーティーですが、今は完全に地下に潜り、SNSで水面下で開催を告知しながら秘かに生き延びているようです。
乱交パーティーなどもちろん違法で完全に裏風俗です。
しかし2000年代半ばあたりまでは、ホームページで堂々と参加者を募集していました。
マンションの一室で固定開催とシティホテルを転々とするタイプのパーティーがありました。
前者は当然摘発リスクが高いので、必然的にホテル開催型が主流となっていました。
面白いことに男性客の中には、女性も一般参加者で、パーティーは風俗ではないと認識している人が相当数いました。
完全な仕込み裏風俗などとは疑わない人が大勢いたのです。主催者の狙いに完全にはまっていた人が大勢いたのです。
自分は参加者であって、客ではないと・・・
もちろん仕込みではない出会い喫茶「キラリ」のように男女とも一般客で、男性だけが入場料を取られる形態もあります。
しかし、毎日開催している「乱交パーティー」でそんな不確定な運営をするはずもありません。
大体のパーティーは参加費2万円、3時間です。
それを昼の部、夜の部、2開催と言うのが一般的でした。
2万円で何度か本番ができるなら、かなりお値打ちではあります。
しかし、人見知りには全く向かない風俗です。
アイドルタイムがかなりありますので、その時間男性参加者ともコミュニケーションを取らなければなりません。
男性客は女性の数倍の人数がいますので、うまく流れに乗らないとお目当ての子にはたどり着けず、どうでもよい女の子と1回戦が関の山となります。
今思えば、シティホテルの3ベッドのまあまあの宿泊費の部屋を借り、場所を特定されないために男性客と複数回連絡を取り、時には予想外に客の少ない日もある中で、仕込み嬢に報酬を払い、常に摘発されるリスクに怯えながら、割にあっていたのか、甚だ疑問です。