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現在、社会の第一線で活躍する人を分類すると、「団塊の世代」は引退していると仮定して、大まかに次のようにカテゴライズできます。
➀新人類世代 主に1950年代後半生まれ
別名「共通一次世代」学生運動が下火となった時期に成人を迎えた人たちで、団塊が市場開拓を担った世代なら新人類は量的拡大を求められた世代です。
➁バブル世代 60年代生まれ
20代にバブルを謳歌した世代。筆者は完全なる「バブル世代」です！
➂氷河期世代 70年代生まれ
別名「団塊世代ジュニア」バブル崩壊後の就職氷河期時代に社会人となった世代です。
➃ゆとり世代 80年代後半以降
「ゆとり教育」世代、物ごごろついたころには携帯電話が普通に使用されていた世代です。
筆者は昭和の終わりごろの大学新卒でしかも就職した先が不動産デベロッパーです。
完全なるバブルの申し子と言えるでしょう。
肩パット2センチのＤＣブランドを身にまとい、ドイツ車に乗っていた世代、恥ずかしながら私もトレンディードラマの石田純一さんを大いに参考にしていたものです。
当時は風俗産業とは無関係でしたが接待でよく利用していました。そう経費が末端の社員でも潤沢に使えた時代です。
ゴルフや銀座のクラブだと時間が取られたり、敷居が高かったり、カジュアル接待を好む人が意外と多かったように記憶します。
その代表格はバブルの産物「キャバクラ」です。数件梯子することも珍しくなく帰りが午前になりタクシーチケット使用が当たり前でした。
ソープランドも人気でした。ソープを梯子する絶倫取引先もけっこういました。
風俗デビューが接待もしくは会社経費と言う人がかなりいた時代です。私もそうです。
風俗店経営者にも良い時代で、簡単に団体客が取れ、個人客としてリピーターになったりします。
他にコンサートや格闘技のアリーナ席やリングサイド席なんかも人気でしたね。
これは接待された側ですが、当時人気のＵＷＦの試合を見ることができました。前田日明や高田延彦をリングサイドで見たのです。
しかし、こんな時代は長く続かず平成の初頭にバブルは崩壊！収入は6割減、やがて勤務していた会社もなくなり不況で転職先も簡単に見つからない、そんな苦境の人生に自殺を謀った同世代の人間もいました。
最近読んだ「バブル入社組の憂鬱」と言う本で書かれていたバブル世代の特徴が
➀コミュニケーション能力が高い
➁「根拠なき自信」がある
➂会社への依存心が強い
➃見栄を張りたがる
だそうで、特に➁➃はその傾向が顕著だそうです。
まったく新しいことにチャレンジする場合根拠などないわけで、「なんか、やれそう」と思うのがバブル世代らしく氷河期世代とは対立するらしいです。
氷河期世代はすべてに慎重で「プレゼン」「ロジカル」重視型だそうで、「できない理由」付けをする傾向が強いとのことです。
確かにすぐ下の世代とは意見が対立することが多いのは間違いありません。
こちらは「できない理由」など聞きたくないのです。どうしたらできるのか知りたいのです！
「根拠なき自信」のチェックポイントとして
□新たな役割や困難な役割を好む
□誰もやったことがないことに挑戦してみたいという欲求がある
□物事のポジティブな面を見る傾向が強い
□困難に直面しても何とかなると考える
□十分に考えてから動くよりも、動きながら考える
ヤバイ、全部あてはまります。
また「見栄を張りたがる」のチェックポイントとして
□自分を他人と比べたがる
□権力志向が強い
□自動車やブランド品が好き
□流行に敏感
□世間体を気にする
うーん、これもほぼあてはまります。
ユニクロで服を買うなどありえないし、ファッションへのこだわりが強い。
最新流行の音楽にも今だ興味がある。
風俗と関係ない人には不動産の仕事をしていますと言う。などなど
バブル世代は出るお金よりも入るお金を気にします。風俗に最もお金を落としてきた世代であり、まだまだ風俗の太客です。少しでもその世代を理解してもらえれば幸いです。
