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今回は東京都内で開業されて1年ほどの20代女性オーナーMさんの実例です。
Mさんは5年ほどキャストとして働いた後に当社紹介の承諾物件で開業された方です。
業界のことはキャストとして知っていますが経営は初めてで当初は苦労されたようです。
新規開業とはいえ、数人の知人キャストと特定顧客を持ってスタートしています。開業数カ月後に本当の苦労が始まりました。
最初からキャストがいて顧客もいて一定の売上がある状態でスタートしていますし、徐々に募集や新規顧客を開拓していけばいいと言う考えのもと、広告もメジャー媒体集客2つと求人1つで始めました。
しかし、3カ月たって思いのほか応募が来ない、採用できたのは数人。集客の方は個人ブログの活用や写メ日記をこまめにアップして少しづつ新規顧客を掴んでいきましたが何せ出勤が少ない。
オープニングキャストで離れて行ってしまった人もいます。やむを得ず自らプレイングマネージャーとして動く日々となってしまいました。
その時スカウトマンの活用も考えたようです。当社でも相談を受けました。
それまでの求人は待ち型のサイトで、新規掲載から時間も立ってしまいましたので、反響はかなり少なくなっていました。
そこでオファーメール付きのサイトで積極的な募集を図ることをお勧めしました。
スカウト型2サイトに広告掲載し、こまめにオファーメールを送る日々が始まりました。
Mさんは根が真面目な方ですので、コツコツと地味な作業も苦にならなかったようです。
その結果徐々に採用が進み、今では20人ほどのキャストを有する中堅店となっています。
内勤スタッフやドライバーも徐々に増えて行きましたが、今度は男性スタッフとのコミュニケーションに悩みを抱え始めます。
女だからナメられていると強く感じたそうです。
Mさんは色々考えた末、パートで年配女性の内勤者を入れることにしました。
それがいい緩衝材となり運営がうまく行きだしたとのことです。
なおMさんの開業費用は賃貸物件契約費用、PCや什器備品の購入、中古車両の購入、初期広告費用を含め約300万円とのことです。