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デリバリーヘルスを新規開業しようと考える方はコロナ前も現在も多数いらっしゃいます。
当社「やわらぎ倶楽部」などをご利用いただく買収による引継ぎは少数ですので、純然たる新規開業に絞ってお話しさせていただきます。
まずフランチャイズチェーンに加盟するメリットはブランドの知名度やノウハウの供与が挙げられます。
デメリットは加盟金や月々のフランチャイジーに相応の費用が発生する。メニュー価格設定、営業展開に自由がない点です。
逆に個人店は初期費用は抑えられ、自由に店づくりができるが、初期始動に苦労します。
当社では2015年から2021年あたりで新規店に関する定点観測を行っていました。
コロナ禍においてはそれまでの定跡があてにならなくなったので、少し前の資料としてお読みください。
行っていたものは東京都、神奈川県、埼玉県の一部エリアにおける開店後2年後、3年後の生存率です。
これは物件の更新を物差しにしています。
通常、事業用物件は3年更新ですが、無店舗型性風俗店の場合、住居並みの2年契約となるケースも多々あります。
はっきり言ってしまうと賃貸物件の更新が出来た店は一定の成功を収めたとみて良いのです。
FC店の場合、その事業母体で継続できたかどうかを基準とします。
例えば近所のコンビニエンスストアが閉店した、しかし半年後100m先に同じFCのコンビニが出来たなど日常よく目にします。
デリヘルも〇〇店はずっとあるじゃないかと言っても、前の人が失敗し、違う人が同じ〇〇店で開業するなど、ざらにあります。
実はこの定点観測、大して役にたちませんでした。
それは個人店でもFC店でも生存率はほぼ一緒だったのです。
もちろん、FC店はランニングコストが高いし、生存店の収支は分かりません。個人店の方が儲かっている可能性はあります。
一定期間を経て、店が生き残っているかどうか、それは結局は経営者次第!
フランチャイズでも個人店でもあまり変わらないという見も蓋もない結論です。