この記事は約 3 分で読めます。
前回のメンズエステ店の店名に続き今回はデリヘルの店名を改めて考えてみます。
デリバリーヘルスは風営法上「無店舗型性風俗特殊営業店」と呼称されます。
ですから、風営法届出確認書に記載された名称以外では宣伝活動はできません。
また、即効性の高いメンズエステに比べ浸透させるのに時間がかかります。
性質上、SNSが規制され、あまり活用できないため店の宣伝は広告とホームページ、そして本当の口コミ(評判)を時間をかけて作って行くのが常道です。
と言うわけで店名を新宿デリヘルABCDのようにダイレクトに名付けする店はあまりありません。
デリヘルの場合、店の見せ方や評判の作り方が重要になってくるので、SEO本位の店名を付けるよりも格好いい店名、お客様に遡及しやすい店名、もっと言えば店主好みの店名でも大丈夫でしょう。中身勝負と言うことです。本質主義ですので、メンズエステと違い10年15年と続く店が多いのも頷けます。
そうは言ってもSEO対策は当然考えます。
風営法届出確認書の記載は{ABCD」だったとしてもホームページタイトルは「新宿デリヘル:ABCD」としたり、認証ページの紹介文もSEOに沿ったものを考えます。
また流行を店名に取り入れることは多々あるでしょう。
一時、〇〇〇〇48とか△△坂46などと言う店名が全国で発生しました。
「ももいろクローバー」が「ももいろクローバーZ」と改名しブレイクした時はデリヘルの店名でも最後にZを付け、リニューアルオープンを謳った店が結構ありました。
最後に雑学講座です。
zの発音ですが、学校で習う英語はアメリカ語なので「ズィー」のはずです。
でも多くの日本人は「ゼット」と言います。
イギリス英語では「ゼッド」最後は濁ります。
個人的に長らく疑問でした。自分の解釈ではイギリス語の「ゼッド」とドイツ語の「ツェット」が混じり「ゼット」と発音されるようになったのではと思っていました。
しかしこの間TVで言っていた正解はスポーツ用品メーカー「ZETT」ゼットが由来とのことでした。
今は見ないけど、子供のころ野球用品のコマーシャルが毎日流れていました。
どうやら日本人の脳裏にイギリス語の「ゼッド」ではなく、濁らない「ゼット」が刻まれてしまったようです。