この記事は約 3 分で読めます。
当社の風俗との関わりは「町田」から始まったと言っていたのですが、最近は「町田・相模原」と言うようにしています。
私自身、神奈川県民であり、東京都民になったことは一度もありません。
東京都町田市 人口約43万人、神奈川県相模原市 人口約73万人 両市合わせて人口120万人弱の大きな商圏です。
わかりやすく言うと石川県より少し多い人口です。
JR町田駅南口ラブホテル街は実際は相模原市南区上鶴間本町に所在します。
実は駅南口から1分歩いたら、そこは相模原市なのです。
「品川」駅が港区に所在するのとは違います。駅はれっきとした東京都町田市です。
北口にはルミネや東急ツインタワー、マルイなどがあり、華やかな方は町田市です。
よって「町田」発を謳っているデリヘルの多くは相模原市に事務所があり、風営法届出先は神奈川県公安委員会です。
ぶっちゃけ東京都公安委員会より、色々やりやすいですが、ここでは語れません。
この2市の関係性は本当に微妙です。なんと令和になってから市境が変更されています。
また町田市内に川崎市飛び地があったりするので、神奈川県民からすれば町田市はほぼ神奈川県と認識されています。
と言うわけで90年代からこの街で風俗に関わってきたので、その変遷に触れます。
かってはピンクサロンを中心に、ファッションヘルスやソープランド、ホテルヘルスが町田・相模原両市に点在していました。
今もあるキャバクラは小田急町田駅近くの繁華街に所在しますので、こちらは完全に町田市です。
当時は適度な競合店の数で、周辺の小田急相模原、JR相模原、本厚木、大和などに比べて単価が高く、東京都心部と比べても高い価格設定の店が多かったように思います。
しかも広告費をあまりかけずにひっそりやっている店が多かったので、風俗店経営者からも注目を浴びにくい街でした。
家賃も安いので、利益率の高い、旨みのある街でした。
一方で「田んぼ」と呼ばれる小規模な「ちょんの間」があり、裏風俗やアジアンエステも古くから存在していました。
2000年代になると「デリヘル」が台頭して来ます。
全国的な流れとしてハコモノが徐々に廃れていき、ただ一軒小田急町田駅近くに残っていたファッションヘルスもコロナ禍で閉店となってしましました。
現在の風俗と言えば完全にデリヘルです。
この街のデリヘルには独特の流儀があったのですが、老舗独立店がコロナ禍で減少してしまい、大手FCに凌駕されつつあります。
とは言え、適度な競合と人口120万人と言うことを考えると今も可能性のある市場です。
開業、出店を考える価値のある街だと思います。