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風俗店FAXマガジンを知っているか?

風俗店を営んでいる方、日頃FAXに触れる機会はほぼないと思います。
ところが90年代「FAXマガジン」なるものが存在したのです。
そう、メルマガの原型です。

メルマガと違い、第三者の目に触れてしまう可能性が高いのがFAXです。
しかし90年代一人暮らしでも家電があるのが普通でかつFAX電話の普及率もまあまあありました。
20世紀は今ほど風俗利用顧客が高齢化していなかったので、多少FAXマガジンの需要はあったのですが、メルマガ会員のように多数の登録客を集めることはできませんでした。
なので、一部の店舗でしか取り扱いされないまま、メールの時代となり、性風俗店はFAXとは無縁となりました。

今でもFAXが使われている業界はあるが・・・

カタログ通販は高齢者向けに健在です。コロナ禍においての需要はかなりあるようで、FAXが活躍しているようです。

不動産屋では販促図面の通称「マイソク」がいまだにFAXでやり取りされることがあります。

しかし、業界によっては過去の遺物になりつつあります。

デジタル化が叫ばれるお役所では未だに・・・

当社では池袋から五反田への移転を機にFAXを廃止しました。機器はまだありますが、電話回線を接続しておりません。
月に1件しか流れないFAXのために1回線を無駄にすることはできません。

ところが先日ある役所で「書類をFAXで送らせてもらってよいですか?」と聞かれました。
「すみません、FAXはないのでメールでお願いできませんか?」と言うと
「メールは使用していないので郵送します!」
お互いに面倒くさい郵送によるやり取り、これが日本のお役所の現実です。
「デジタル庁」はいつ立ち上がるんでしょうねえ。

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