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男性相手の商売で女性が接する産業の中で最も立ち上げの難しい業態はズバリ「大衆デリヘル店」です。
固定型店舗を持つ風俗店やメンズエステ店はそれだけで無店舗型性風俗店より有利です。
看板があるし、安心感があるし、部屋代がかかりません。
無店舗型ですと基本料金のほかに交通費やホテル代が必要となり、割高感も出ます。
デリヘルの場合、広告費がかかるので、家賃が安くても固定経費がハコ物よりかかることも多いです。
某コンサルのホームページでは高級デリヘルとメンズエステ店開業を激押ししています。
大衆デリヘルはプロでも難しい領域になってしまっているのでしょう。
デリバリーヘルスを大きく格安店、大衆店、高級店に分類します。
今回の大衆店の定義は平均客単価15,000円~35,000円程度の店とします。
格安店は集客が一番容易で、求人も100%採用を掲げればそれほど困ることはありません。
ただし平均単価が低いので薄利多売となります。それは内勤従業員やドライバーなど固定経費がかさむことを意味します。
新店で2カ月目には1日20本程度のオーダーを取っている店は珍しくありません。
しかし、利益性は微妙ですし、より多くの人間の管理が負担です。
高級店は求人が比較的容易です。ギャラが高いので綺麗な女の子が集まりやすいのです。
集客は大変ですが、単価が高いので少ない集客でも黒字となります。
オーダー数が少ないのでワン・オペレーションでの運営がしやすい形態です。
格安店と高級店に共通する点が一つあります。
広告費が大衆店より安く付くことです。
それぞれに激安専門、高級専門の集客サイトがあり、広告費がさほど高くありません。
これが大衆店となるとシティヘブンやデリヘルタウンに多額の広告費を吸い取られることになります!
デリヘル店は格安と高級に二分化されているわけではありません。
アパレル業界でよく言われていることですが、ユニクロ・GUなどの格安と高級海外ブランドに二極化されてしまっていると。
果たして本当にそうでしょうか?
筆者はレナウンや岐阜アパレルと呼ばれるメーカーの服を好んで買っています。
ユニクロやヨーロッパのブランド品など一切買いません。
百貨店ではなくSCのブランドショップによくあるブランドです。
実際40代50代のおじさんが結構一人で買い物に来ています。
その世代=最も風俗にお金を落とす世代です。この世代は海外ブランドには手を出さないが、少し良いものをと言う世代であると感じます。
この理論が正しければデリヘル大衆店には需要があるはずですが、その立ち上げは難しい。
しかし、やわらぎ倶楽部ではデリヘル大衆店を後押しします!
その辺のへなちょこコンサルとは違います。
そこで次回は「デリヘル大衆店」の意義について語ります。