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以前、池袋の都市再生について書きました。今回は新宿歌舞伎町です。
「新宿駅」は世界一の乗降客を誇るターミナル駅であり、「西武新宿駅」や「新宿三丁目」を含めると第2位の渋谷を大きく引き離すビッグタウンです。
その中でも歓楽街の歌舞伎町の人出が目に見えて増加しています。
夕方の靖国通りで歌舞伎町に接している歩道は真っすぐに歩くのが難しいほどです。
様々な外国語が聞こえ、外国人観光客がかなり戻って来ていることを実感すると共に、歓楽街に繰り出す人たちも確実に増えていることも手に取るように分かります。
またホストクラブのラッピング・トラックがひっきりなしに走り回っています。
合間をかいくぐって、キャバクラ求人でおなじみの「体入ショコラ」のラッピング・トラックも軽快に走っています。
少し前なら、たまに走ってるなぐらいだったのが、今歌舞伎町に行くと必ず目にします。
コロナ禍前の歌舞伎町と比べたらまだまだとは思いますが、人出は確実に戻り始めています。
2023年4月14日、「東急歌舞伎町タワー」がオープンします。
旧「新宿コマ劇場」後にそびえ立ち、ゴジラをアイコンとする「新宿東宝ビル」に続くランドマークの誕生です。
48階建でありながら、他の高層ビルと決定的に違うのはオフィスを一切誘致していない点です。
低層階は飲食店、ライブハウス、プレミアム映画館、劇場で構成され、上層階はアッパーミドルのシティ・ホテルです。
40代以上の方には旧「ミラノ座」跡地と言えばピンとくるでしょう。
映画館はもちろん「ミラノボウル」も有名ですし、古くはスケートリンクやダンスホールなどでも有名な場所です。
今っだらエンタメ、当時の言葉ならレクリエーションの聖地なのです。
私も青春を過ごした場所です。
その伝統を守った東急グループはエライ!
個人的には地下に入る「ZEPP新宿」に期待しています。
ZEPPが利便性の高い場所に来るので、音楽シーンを大いに盛り上げてくれるでしょう。